合掌の心
Heart of Prayerful Gesture
先人の詩、「右弗、左凡不夫とやどる手の、中にゆかしき南無の一声」とよまれるように、合掌とは、両手を身体の真ん中で、ぴたりと合わせ感謝の意や敬う心を示す大切な作法。お釈迦様が悟りを開く前からの古来インドの作法でもあり、
右の手には「清浄なる魂が宿り・・・」
左の手には「不浄なる魂が宿る・・・」
という意が込められています。
人間は、その両の魂の宿る手を身体の真ん中で合わせる事で、清浄、不浄の境が取れて、人間の素直な姿、真実なる世界を表すことが出来る・・・とされて今日まで、その作法が伝わります。
ここは、お釈迦様の心を伝える道場。ここでの挨拶は手を合わせ合掌の作法で挨拶や祈りを現す道場として捉えております。
どうぞ、この道場においでください。
合掌の心を持ち、
共に仏さまの道を進んでまいりましょう。